カヤック社と共に地域おこし協力隊の課題解消を推進。「複業スクール」開講。

2022年2月4日

地場産業特化型の顧問・複業人材マッチングサービス『Treasurefoot』を運営する株式会社トレジャーフット(本社:東京都渋谷区、代表取締役:田中祐樹)は、株式会社カヤック(本社:神奈川県鎌倉市、代表取締役:柳澤 大輔)が運営する地域への移住と関係人口のマッチング『SMOUT』を活用し、地域おこし協力隊の課題解消を推進する取り組みを開始しました。

2009年から始まった「地域おこし協力隊」は2022年で13年目を迎え、これまで約32,000名が、地域おこし協力隊員として全国各地へ移住し、地域の課題と向き合い、地域の方々と協力しながら、自己実現を目指して活動を進めています。

地域おこし協力隊の任期終了後、お世話になった地域へ残り、起業したり、地域企業の社員や地方議員になったり、様々な場面で活躍を続ける方がいる一方で、地域おこし協力隊に関するアンケート調査(2022年1月14日〜19日実施 / SMOUT会員313名対象)を実施したところ、地域おこし協力隊経験者の約86.4%が任期中に課題を感じたことがあると回答。

課題を具体的に見ていくと、「卒業後に向けた準備時間が取れない」や「スキルを身に着ける機会がない」といった任期終了後に対する課題、「当初想定していた業務との乖離」や「コミュニケーション・仕事の進め方」といった任期中の課題が浮き彫りになりました。

また、地域おこし協力隊検討者の94.3%が、検討段階で不安を感じていると回答。「地域での仕事や暮らし」、「自分のスキルに自信がない」といった項目を不安視する傾向があり、「暮らす場所と働き先を同時に切り替えること自体に難しさを感じる」や「OJTのような1年間のお試し期間がほしい」など、段階的に地域へ入る仕組みが欲しいという声も届いています。

そこでこの度、2018年より地場産業と複業人材のマッチングを推進する『Treasurefoot』は、地域おこし協力隊の課題や不安に寄り添い、可能性を最大化する複業スクール「はたふり」の開講を目指し、株式会社カヤックが運営する『SMOUT』にて、一緒に事業を立ち上げる0期生の募集を開始いたしました。

◾︎複業スクール「はたふり」とは?
トレジャーフットでは、2018年より日本全国の中小企業が抱える課題に対して、地域への想いと優秀なスキルを持ち合わせた方々を業務委託で繋いできました。

即戦力として地域で働くを実現できる人がいる一方で、新しい暮らし方・働き方に興味はあるものの、「地域にどんな仕事があるのか」「地域貢献したいけど、自分のスキルに自信がない」「どうやって始めたら良いかわからない」といった不安の声も多く届いています。

そこで、私たちがマッチングエージェントとして4年間かけて培ってきたノウハウや日本全国との繋がりを活かし、「地域で働く」に対する不安に寄り添い、新たな挑戦をサポートするために、複業スクール「はたふり」を開講します。

「はたふり」は、「地域で働く」ということにフォーカスし、地域ならではのコミュニケーションやプロジェクトマネジメント、また地域で今求められているマーケティングの基本など、地域複業の基本を学びながら、全国から集まる地域のお仕事にリモートワークで挑戦していただきます。

◾︎応募方法
SMOUTプロジェクトページ(https://smout.jp/plans/5960)よりお願いいたします。
※締め切り:2022年2月28日